本日は日本臨床衛生検査技師会の認定資格制度の各審議会の会長や技師会役員が参加する協議会(オンライン開催)でした。
全国より各認定資格(心電図検査認定や微生物検査認定など、検査技師は全部で8つの認定制度がある)の大御所の先生方に交じって私も同席させていただきました。(医師で言う産業医認定や各学会認定医みたいなものですね)
一昨年より認定制度の構築のお手伝いをしている8つのうちの1つ「医療技術部門管理認定制度」でありますが、なんとこの度、審議会の会長を拝命しました。この制度の立ち上げを私が行ったからではありますが、こんな若手が、身が引き締まる思いです。
この認定資格は、検査技師から医療経営をもっと学んでいただき、技師長だけでなく、技術部長や事務部長、副院長を目指していただくための認定資格制度です。加えて、AIやRPA、5Gという時代において、検査技師の未来を作っていく人材を創出することも目的です。
医療者もタスクシフトが進み、求められる仕事の幅が広がっています。検査技師においても、本業である検査の中での広がりも認められる一方で、経営・マネジメントへの参画が進んできました。
検査技師としては私は未熟ではありますが、医療経営や医療政策を本業にする検査技師は全国をみてもあまりいません。
そんなことで、来年度の認定制度の運用をコロナを考慮して、今後検討を行っていきます。全てオンラインで行うべく、どんな講座設計、試験構築ができるか。
貴重な機会。検査技師の可能性をもっと広めて行ければと思います!