今回は久々にサロンメンバーだけでなく、無料のオープンのイベントとして開催です。テーマは、「「医療事務100人カイギ」やる?やらない?」という少し尖った設定。
もともとディスカッション目的であったこともあり、想定通りの人数の方々にご参加いただき、盛り上がりました。
ちなみに、100人カイギをご存知のない方もいるかと思いますので、少しご説明すると、毎回ゲストを5人お呼びして、計20回行って合計100人が登壇したら終わるイベントです。何かしら共通点のある100人が登壇することで、参加者は様々な気付きを得ることができます。そして自然とゆるやかなコミュニティが生まれるという仕組みです。
下記動画は、地域を共通点とした100人カイギの取り組みの紹介です。
というわけで、今回のゲストの西垣孝行さんは、医療現場、経済産業省、大学教員というキャリアを持ち、臨床工学士の業界を盛り上げるべく臨床工学士100人カイギを立ち上げ、その後、医療職100人カイギをするべく活動を始めました。これまでに6職種の医療職の100人カイギがこれから開始または既に始まっています。
そんな流れの中、医療機関の事務方として、100人カイギなるものをやったらどうなるか?
これについて考えるのが今回のキーワードでした。
というわけで、医療機関の事務方ならではの特徴など、課題点や求められるニーズなど、とてもよい掘り下げに繋がったと思います。
例えば、医療機関の事務方といっても、学校からそのまま医療事務として病院勤めされる方、企業を経由して病院に就職される方、医療の国家資格ホルダーが病院で事務方に就く場合など、大きく3つぐらいの流れがあり、それぞれに求めるニーズが違うこと。
何より難しいのは、医療機関の事務方といっても、部署ごとにけっこう意識の違いや交流もない場合が多い。例えば、ずっと医事課でレセ担当するケースや管理職は男性ばかりという環境でのキャリア形成の難しさなど。
考えれば考えるだけ、なかなかに難しいなぁと思ってしまいます。
とはいうものの、まずは第一歩。
こうやって、医療機関の事務方を盛り上げるために、何かできないか?というディスカッションをすることから、何事も始まりますよね。
さぁて、どうなるか…