6月のNext Public Health Labの定期勉強会は、「人類学的視点からみたワクチン忌避」というテーマで開催されました。
ワクチンという人間の歴史上、そして医学史上でも、とても重要な試み。感染症の予防と重症化を防ぐ手立てとしてとても有効なものとなっておりますが、ワクチンに対する意見、評価は人によって様々です。
先般は、とある団体より参議院会館にてコロナワクチン接種へ反対する嘆願書も出されるなど、日本でも幾つかの行動が見られ、国際的に見ても、これまでの歴史を振り返っても、難しい側面を持っています。
一方で、感染症のリスクから逃れるためには、ワクチン接種は国策として重要です。個人1人が誰か別の個人に感染を広げることが想定される中で、個人の判断をどのように考えるか。
公衆衛生的な考え方と政治的な考え方と人権と…
考えるべき視点はたくさんありますね。