8回目の講義のテーマは、「医療安全管理者の役割」について。
医療現場にでてとても重要な医療安全の知識と技術。今回はその入門編ともいうべき内容です。
診療報酬でも規定されている医療安全の体制づくり。いわゆる政策誘導という側面ももちろんありますが、全ての医療機関において重要となるものです。その中でもキーとなる人物が医療安全管理者。
知識はもちろん、技術的なものとして、様々な分析手法もマスターする必要があります。
やはり、この分野は講義ではなく、リアルなワークショップがしたいなーと、コロナだからこその弊害…
そんなことで、次回9コマ目は、「リーダーシップ」について講義します。
<目次>
・医療安全管理者の役割
・事故分析手法
・事例より学ぶ医療安全対策
<今回取り上げた事>
・医療安全管理者の業務指針
・医療安全管理者の位置づけ
・医療安全管理者の業務
・安全管理体制の構築
・医療安全に関する職員への教育・研修の実施
・医療事故を防止するための情報収集、分析、対策立案、フィードバック、評価
・医療事故への対応
・安全文化の醸成
・医療安全管理者になるためには
・必要なもの
・研修において修得すべき基本事項
・日本臨床衛生検査技師会が主催する研修会
・事故分析の流れ
・SHELLモデル
・4Mー4E
・RCA(根本原因分析)
・採血によるしびれ・痛みの4つの対策
・検査におけるセクハラクレームの4つの対策
・医療安全の効果的な研修のポイント