あっという間の八丈島滞在でしたが、いよいよ最後の日。今日は、島の北側のぐるっと原付で回り、ただただ潮風を感じて、原付を返すというプラン。
島の北側は、釣りスポットが幾つかありますが、あまり観光客が訪れるスポットは少ないため、ツーリングやドライブ、ジョギングを楽しむのに持ってこいです。
とりあえず、走ってみることにしました。
といって、すぐに現れるのがゆーゆー牧場です。八丈島乳業株式会社が運営する牧場で、温暖な気候を活かした放牧酪農です。そこで飼育されているジャージー牛は、島の植物である、ススキや明日葉、カヤなどを食べています。八丈島はかつて酪農王国だったようで、昭和38年には17000頭もの乳牛が飼われていたみたいです。いつしか衰退して今に至りますが、今も島民や観光客に愛されている八丈島の牛乳です。偶然にも前日の夕方にスーパーの隣にあるカフェに寄って、そこでホットミルクを注文したのですが、なんとそこが八丈島乳業の直営カフェでした。どうりで美味しいわけですね。
そしてそれから、それから。
ホテルからすぐに北へ向かうわけですが、そこで最初に出てくるのは長友ロード。
不思議な名前が付く道ですが、この長友は、みなさんご存じのサッカー選手の長友選手です。どうやら、走り込みの練習などで使っていたようです。わざわざ八丈島で?と思ったのですが、ほんとに自主トレをしていたようです。おもしろいですね。
そんな長友ロードを抜けて、幾つかの釣りスポットを寄り道して、ナズマドという場所へ。
ちょっと気になっていた釣りスポットなのですが、ついてみたらダイバーが沢山。どうやらダイビングスポットとしても人気の場所のようです。銛突きもできそうな場所で、機会があればぜひやってみたい。近くにトイレとシャワー設備があるから、潜るのには最適なんでしょうね。景色の奥には、八丈小島が見えて、景色も最高です。
更に走ることに、出てくるのは、南原千畳敷です。
ここは写真をみてのとおり、溶岩が海に流れてそれがそのまま固まった場所。かなりリアルな形で固まっており、これが見れるのも貴重。映画の風景が頭をよぎります。加えて、岸壁も見事で、打ち付ける波とコラボが写真家にはたまらないかと。もちろん、千畳敷からの八丈小島バックというアングルに、夕日を重ねれば、完璧です。
という具合に、八丈島の北を攻めた最終日。
島の資料館を見学して納めようと思いましたが、どうやら非常事態宣言で休館となったようで、それだけが残念。
その分、お昼ご飯はゆっくりと、銀八さんで島ずしをいただきました。
これまた美味。魚種は、キンメ、クロムツ、ヒラマサ、シマアジ、ハチビキ、トビウオ、島海苔。(聞き間違いの可能性あり。覚えきれず笑)
ということで、3泊4日の八丈島ツアー。少しはやい私のGWはこれで幕を閉じました。また来たいなー八丈島。
どうすっかなー