私とお友達の皆さまの中には、このプロジェクト経由で知り合った方がたくさんいます。かれころ、私が大学院のころから始めた活動で、「医療×IT×患者本意」を実現するための活動です。2014年頃から始めているこの活動、気づけばもう6年ぐらい医療ITに浸かっているんだなーと。そんなことで、少しばかり活動初期のことを振り返ろうと思います。懐かしい…
ちなみに、この活動が機に、NPO法人の設立やクラウドファインディングの実施、現在の東京都医師会での活動や患者支援の活動に繋がっています。みなさまのご縁、感謝です。
さて、私は2014年の春にその当時働いていた職場を辞め、東京へ上京、慶應の大学院の門をたたきました。4月から始まった久々の学生生活は夏にはだいぶ慣れていました。そんな折に、たまたまどこかしらからの情報で、学生向けのハッカソンが東京で開催されるということでありました。当時でも今でも、ハッカソンという言葉はあまり聞きなれない人が多いかもしれません。これはハック(≒ハッカー)とマラソンを掛け合わせたもので、ある決まった期間中に、ビジネスアイデアを作り、それをプログラミングなども行って、実際のプロダクトまで作り上げてしまうという取り組みです。シリコンバレーなどでは、当時よく行われていたようです。(今は、私も情報をフォローしていないので、よくわかりません)
(ハッカソンが出てくる最近のドラマ:https://k-drama.ch/startup/ 韓流感満載ですがw)
ということで、丁度、大学院生1年目の夏頃に、東京でハッカソンが開かれました。そして、このハッカソンでは、テーマが医療や介護、社会福祉といった形になっており、主に関東の医療系大学生やデザイン系学生、工学系学生が参加していました。ちなみに私は、枠としてはいちおう医療系大学生枠で参加しました。(学部生ではなく、院生ではありましたが、入れていただけました笑)
このイベントは、医療系の学生団体が主催し、様々な企業がスポンサーとして入り、審査委員もビジネスや医療分野における第一人者の方が並びました。そして、最終発表会はマイクロソフト日本本社にて、100-200人近いオーディエンスの前で発表し、勝敗を付けます。もちろん賞金もでます。会の流れとしては、その最終発表会に向けて、約1か月間の開発期間があり、その間に事務局側が主催する定期的なセミナーなどが開催されること、チームごとにプロダクトを作っていくべく、ミーティングや調査ヒアリング、プロダクト開発を行い、発表スライド作成という形です。ちなみにチーム構築については、事務局側によるランダムな割振りがされますが、各チームに、医療系、デザイン系、エンジニア系、ビジネス系ほかというように、各枠の学生が1-2名はいり、5-6名ぐらいのチームになります。
私は、医療系2名、エンジニア2名、デザイン系1名、ビジネス系1名という計6名のチームで、開発を始めました。
そして、最初は、どのような課題に着目するかから始めました。
続く…